マチノブンカサイとは

舞台は、岡山市のマチの真ん中にある、空白エリア。
「旧内山下小学校」は、少子化に伴い平成13年春に廃校となりました。今はほとんど使われることなくひっそりと、どこか寂しそうに佇んでいます。そして、この小学校の周辺はと言えば、商店街はシャッター街となり、文化拠点であった岡山市民会館の移転も決まり…。岡山のマチナカにも空白地帯が目立ち始めているのです。
でも、空白だからこそ、そこには自由なアイデアとユーモアでマチへの夢を描けるもの。昨秋、「真夏の夜の夢~マチノブンカサイ~」を開催。音楽ライブにワークショップ、屋台など、楽しみはもりだくさん。子どもから大人まで1500名以上の方に参加いただいたのです。廃校が再び笑顔と喜びを取り戻した、夢のような時間でした。
今年もマチの仲間たちと、そしてそれを応援してくれる県内外のアーティストや作家たちと、開催します。ここで生まれる'縁'や'マチを愉しむキモチ'。それらが、空白エリアの光となっていくことを願って。